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にほんブログ村 平成26年に名古屋市で女性が殺害。24年に高校生が、硫酸タリウムを飲まされた事件の初公判が開かれました。
当時、未成年だったこともあり、責任能力の有無。
つまり、心神耗弱もしくは心身喪失を証明できるかどうか。というところが争点になりますね。
ところで、前々から疑問に思っていたのですが、心身耗弱って何なんですかね?
「容疑者は事件当時、心神耗弱状態にあったため云々……」
よく聞く下りなんですが、大体、人間なんて普通にケンカしたってワケわかんなくなって、人をぶん殴るわけですよね?
これって心神耗弱状態じゃないですか。一緒ですよね。
それなのに、かたや学級会でつるし上げにあって、人を殺したほうは、周りの大人が寄ってたかって「善悪の判断ができない」とか「発達障害」とかで守ろう、良く育てよう。っていうのはおかしいと思うんですよね。
正直、人を傷つけたいとか、弱いものを虐げたいとかいう気持ちは、公平に言って誰にでも、かならずある気持ちだと思います。
体の力が大きくなって、心がそれに追いついていない時期にそういう気持ちがより強くなるのも理解できます。 ナイフとか、今回でいうと毒とか、より強い攻撃性があるものを手元に置きたい、使いたいという欲求も理解できるんです。
でも、使いませんよね。当然です。
それなのに、それを使うかどうかという瀬戸際で、自分の欲求に負けたような奴が、
「ただ、やりたいから、抑えきれずやってしまった」ような奴が守られる必要ってあるんですかね。
心神耗弱は事実だとしても、それがなんで罪の軽減につながるかがわからないんですよね。
そういう人がどこに収監されるかは知らないし、知りたくもないですが、
何年かして出てきて、もし、自分が被害者の親だったら……。
心がマトモになるとか、更生とか知ったことじゃないですよね。親だったら許せないと思うんです。
例えば、中学生とか高校生の時にイジメとかにあって、それが原因で20年とか30年とか人生フイにしちゃう人だっているし、そういう人は絶対、一生許さないはずです。
何が基準で、誰の判断で彼らは許されるんでしょうか?
もし、更生の機会が与えられるなら、それは、罪を償いきった後でいい。その後、そういう施設にでも入所して自力で挑戦すれば良い。
こういう辛くて恐ろしい事件は、きっとなくなることはないんだと思います。
でも、それをより正しく公平に律する法はつくられるべきだと思います。